2012年7月9日月曜日

学習成果の確認

八ヶ岳釣行はとても楽しかった。が、条件としてはとてもパーフェクトとは言えないものだった。気持ち的には満足だが実際は最悪のコンディションからのスタートで、ようやく釣りになるレベルで釣った、ぐらいの現実。

 しかしそれはそれで学べるコトもある。先日の増水釣行でほぼボウズだった自分より確実にスキルアップしているハズだ。それだけでなく、単純にアウェイだと学べる部分が多い。八ヶ岳で僕が強く感じたのは「普段の当たり前を再認識する」というコトだった。

釣り部分では川の流れをキチンと読む、いや読もうとするとか。釣ってない時も入渓脱渓は危険なので細心の注意、とかね。 思い出して書こうとするといろいろあるのだが、とにかく初めての場所に行くコトで脳内の足場を固めるような気持ちになったのだ。

八ヶ岳釣行の帰りにも「次回はいつも行く川がいい、今回学んだコトが活かされるのか、それともアウェイで浮かれたただの勘違いなのか確認したい」とウグイマンに申告。まぁ葛野川かな、みたいなハナシになっていた。

幼い頃見た渓流の水と同じ色
 で、今回の釣行。最初に入渓したのはこんなトコだった。こりゃ釣れそうだ。透明度は決して高くないのだが、この色には見覚えがある。

30年以上前、僕が子供の頃のコトだ。家族で秋川に行った。その時遊んだ川と同じ色だ。

具体的には「こういうカンジのトコは深くて溺れるから遊んぢゃダメ」って怒られながら泳いだポイントの色にそっくりだ。釣りを始めた今、川の見え方もだいぶ違うが、見覚えのある風景にノスタルジックな気分に…ならねぇよ!さっさと竿出すぜ!

一発目としてはなかなかいい
 早速竿を出すとすぐ釣れた。1投目とはいかなかったが3投ぐらいですぐ釣れた。場所が広いのでどの流れにおさかなさんが付いてるのかがわからんくて、その分時間がかかった。

将来的にはこういった幅の広いポイントでもどこにおさかなさんがいるかを正確に把握できるようになれればいいな、とは思っている。思っているだけだが。

この1尾に気を良くしてしばらくココで釣ってみる。ウグイマンは僕にココを譲ってちょっと上流に行った。彼がいなくなってからも釣れるには釣れたが、なんだかだんだんサイズが小さくなってる気がするぞ。というワケで僕も移動。

抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り返しながら釣り登っていく。そこそこ釣れる。前回の八ヶ岳釣行より数では釣れてる。だが最大でも17cmぐらいだ。気持ちとしては20cmオーバーを釣りあげたいのだが、どうにもそこまで届かない。

嬉しいと写真を撮る
この写真を見ていただきたい。さきほどの写真と砂粒の大きさがほぼ同じ、つまり同じ縮尺で撮ったヤマメが同じ大きさに写っているのだ。まさに同サイズ。

ただこの ヤマメは体高もあり、楽しくバトルできたので撮った1枚だ。べっ、別にわざとヒレを隠して撮ったワケぢゃないんだからねっ!

見ての通りこれら2枚の写真は持ち前の図鑑写真スキル全開で撮ってあるので比較しやすさっていう部分ではかなりわかりやすい。この記事を書いている今気付いたが、そういう意図で図鑑写真にするってのはアリだわな。んむ。

さらに頑張っていると本日最大の18cmが出た。でも18cmだ。しかもさっきよりちょっと元気がないぞ。すんなり釣れちゃったよ。

前回の釣行で仕事場(タモ)をなくしてしまったのだが、特に困るコトもなく釣れた。

写真は適当に撮りたい時に撮ってるだけなので実際の釣果はもうちょっとある。増水の影響か、チビもあんまり出なかった。あ、増水…。そうか、増水釣行のスキルは確実に上がってるわ。なんせ以前の増水ではほぼボウズだったからなぁ。

実際結構いっぱい釣れた。だがなんとなく満足できない釣行になってしまった。家に帰って反省会。ウグイマンはウチまで原チャリで来ているのでウチで反省会する=ウチに宿泊だ。そしてそれはつまり翌日釣行を強烈に暗示している、というコトだ。

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